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モクシャ (ジャイナ教) : ウィキペディア日本語版
モークシャ (ジャイナ教)

モークシャ(、解脱解放)あるいはモッカ(プラークリット : )は、一般に解脱と訳される。これはという存在にとって至福の状態であり、カルマの呪縛やサンサーラ、あるいは生と死の繰り返しといったものからの完全なる解放である。解放された魂は無限の至福、無限の知識、無限の知覚を伴った自身の真の不垢なる本性に到達するとされる。このような状態にある魂はシッダ(siddha)あるいはパラマートマン(paramātman)と呼ばれ、至高の魂とされる。ジャイナ教において、これは魂が到達しようとするべき最高の、もっとも気高い目標地点である。さらに言えば、これは人間が目指すべき唯一の目標地点である。他の目標地点は魂の真の本性に反している。正しい信念、正しい知識、正しい努力に基づけば魂はこの状態に至れる。このためにジャイナ教はモークシャマールガ()つまり「解放への道」(解脱道)としても知られている。
==概要==
モークシャ()という概念は、それ自体が主体的に自身の行動を行い、その結果を享受し、責任を持っている無限にして永遠の魂の存在を前提としている。そのうえで、全ての魂は世界の物質的な活動に絡めとられ、永遠に過去からカルマに束縛され、ある存在から別の存在へと転生再生を繰り返しているとされる。ジャイナ教によれば、全ての魂はこの繰り返される生と死の繰り返しを終わらせて解放、つまりモークシャに到達できるという。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「モークシャ (ジャイナ教)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Moksha (Jainism) 」があります。



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